シドニーの個性的なバーではしご酒!

食べ物・飲み物

ところでみなさんは、どこでお酒を飲みますか?

あ、外飲みの場合です…。

パブ、レストラン、バー、色々あると思いますが、どうせならばちょっと個性的で、地元民しか行かないようなバーに行きたい時もありますよね?

以前はそんなバーがとても少なかったシドニーですが(法律上の問題が大きかったのですが、ややこしい話なのでここではスキップします)、ここ7,8年でかなり増えてきました。

Cityだと、York Street, Clarence Street の辺りが、そういった、Small Barの集中地区です。

ただ、そんないわゆる「隠れ家的バー」は、やはり文字通りなかなか探せないものです。また、目にしても入りにくかったり…(まあ、シドニーならボッタクられるようなことはないですけど)

今回は、ホテルコンシェルジュもおすすめの、スモールでファンキーでデリシャスでアメージングでブリリアントな、小さなバーの紹介です。

そもそも、Small Bar とは?

さて、さらっとSmall Bar なんて書きましたが、その定義とは?

まあそれは人それぞれだと思いますが、僕なりにリストアップしてみました。

  • 目立たない場所にある
  • 看板がない
  • 狭い
  • 薄暗い
  • 何らかのテーマがある
  • カクテルが美味しい
  • フードメニューは限定的

ね、なんかアヤシゲな感じで面白そうでしょ?

ということで、行ってみましょ~!

Grandma’s

お約束どおり、目立った看板などはナシ。知らないでいると、絶対に通り過ぎてしまうようなバー。

ギターショップの地下にあり、階段を恐る恐る降りていくと…

ウェルカム!

中は、オールドファッションな絵や写真が壁にかかっていて、Cozy, At Home, みたいな言葉が頭に浮かびます。

バーの名前から察するに、くだけたおばあちゃんの家にお邪魔して飲んだくれる、というシチュエーションを目指しているのかな。

ここでは缶入りのクラフトビールと、Jaffles という、まあホットサンドのようなものを食べたのですが、カジュアルながら楽しい雰囲気でした。

Cantina OK!

さて、お次のバーに向かう途中で…おっとっと…表通のビルの間、その奥になにやら明かりが…

ここもバーなのかあ!

バー自体はほんとに狭いので、ビルの壁際のミルクケースを改造したテーブルに案内されました。

アルフレスコダイニング!(隣にゴミ回収車が来てたけど、まあそれも一興)

ここは、Mezcalという、メキシコのスピリッツ(テキーラみたいな味です)がウリのバーで、となればもちろんマルガリータ!

外のテーブルだったせいか、紙コップに入ってきたのには驚かされたけど、テキーラと比べて複雑な味があり、うま~い!夏にピッタリのカクテルだ!

Old Mate’s Place

日本でいうと昭和感をむんむんに漂わせたビルに突入!

エレベーターもあるんですが、4人も入ればいっぱいになるし、ということでこれまた狭い階段をえっちらおっちらと登り、これまた看板もない、非常階段に通じるドアか?と思ってしまうような扉を開けると…。

おわ。

こりゃ。

おっされ~!

えとですね、薄暗い空間にちらちらと照明が浮かび、壁には古書がずらりと並んでいて…

ナニコレ、雰囲気良さすぎ!(暗かったので写真は撮れず、実際に行ってね!)

ただ、今回はここが目的地ではないんっすよ、ダンナ。

このバーを突っ切り、またしても階段をのぼると…。

ルーフトップバー!

Gokigenな筆者。背景だけを見ると、どこかのトロピカルなバーみたいだね。

もちろん、例のごとく狭いんだけど、都会のビルに囲まれたオアシス、て感じでこの開放感が素晴らしい。

マイタイを頼みましたが、ちょうどにわか雨に降られたあとの緑が瑞々しくて、アレ?どこにいるんだろ…という気になりました。

そしてここの売れ筋が、このカクテル!空のグラスと、アンティークな本を渡され、「へ?」と思ってとりあえず本を開けると…こうなってます。オッサレー!

(どうりでカップルが多かったんだ…)

Bar Topa

スペイン酒場、という感じで、わざと古びた感じに塗った壁、黒板に書かれたメニュー、ショーケースにならぶおつまみ、と、まさに「バル」です。

小さなグラスに入ったカクテルが$8と、値段も良心的でした。そしてここは上に大きなレストランもあるせいか、食べ物の種類も多く、どれも美味しかったです。

Cafe Carajilloという、シェリーを使ったコーヒーカクテル。

実はこのバー、Merivale というシドニーでは一番大きなレストラングループのひとつなんですが、「チェーン店」という雰囲気は全く無くて、でも大企業の強みを生かしたハイクオリティの飲食物を提供しています。

Frankie’s

そして最後は…。

もう、きれいなバー、トイレが必要な人は絶対に行かないほうがいいです!

働いている人も黒いTシャツ、穴の空いたジーンズ、床はなんかベタついてるし…。壁はそこら中に落書きがあるし…。

でも、このバー、朝3時までやっていて、そこそこ美味しいピザが食べられるという、深夜ダイニングが脆弱なシドニーにおいてはとても貴重な場所なんです。

ここでビールを飲みながら、ピザのスライスを食べていると退廃感というか、どーでもいい気分になってきます。

まとめ

さて、今回のバーめぐりですが、Local Sauceという、このようなバーツアーをしている方に案内してもらいました。僕は以前に行ったことのある場所がほとんどでしたが、久々の場所もあって楽しかった~!

こういうガイドさんに付き従って地元の人しか知らないような場所を案内してもらうのっていいアイディアだな、と改めて思いました。

知らない街に行って、特にひとり旅(特に女性のひとり旅)だと、こんなバーを探し、一人で入る…というのは勇気がいるものです。

なのでこのようなグループに参加すると、もちろんガイド料を払わないといけませんが、話し相手もできるし、知らない街に行った際の先行投資としてはいいアイディアではないかなあ、と思いました。

この晩のインスタグラムも貼っておきますね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました