銭湯に行きたいが…

オーストラリア

こんにちは、走るコンシェルジュです。

シドニーにある、ジャパン・ファウンデーション。小さなギャラリーがあって、時々面白い展示があります。

現在の展示は、日本の銭湯について!

Steam Dreams: The Japanese Public Bath

いやあ~、懐かしいなあ!と思って見に行ったのですが…よく考えたら、オレ、銭湯なんてほとんど行ったことがないのでは…みなさんはどうですか?

毎日のように行っている人は、ほとんどいないんじゃなかろうか。

私も、住んでいる家には必ず風呂場があったし、はたして最初に銭湯に行ったのはいつのことやら…。

たぶん、私の初銭湯体験は高校生の時。部活の合宿があり、合宿といっても場所はいつも通っている学校だったのでもちろん風呂場なんてなかったから、近くの商店街の中にあった銭湯に行ったのかな?

その後も、バイトの帰りに行ったりとか、本当に片手で数えるほどしか行ったことがない。

だいたい、今の日本人なら、銭湯より温泉に行く回数のほうが多いよね。まあ似たようなものといえばそれまでだけど、やはりちょっとちがうよね。

もちろんオーストラリアには銭湯はない。そんなだと余計恋しくなるというものではないですか。

さて肝心の展示だが、最初に入ると明治時代から昭和にかけての銭湯の写真が何枚か。白黒写真で、風呂場の造りや、看板などから時代を感じさせられる。

(上のリンクからオンラインカタログも閲覧できるので、展示を見に行けない人はぜひどうぞ)

スタンプラリーもあって、シドニー湯のスタンプもあった!もちろん架空の銭湯だけれども、これ、誰かが実現させてくれんかな…需要ないか。

その他には、現代の銭湯の日々を切り取った写真、建築画風に銭湯の様子を俯瞰した画もあり、実際の銭湯グッズも展示されていた。あの、分厚い木片が鍵になっている下足札とか、丸いプラスティックの洗面器などですね。ブリキ製の広告看板などもあり、時代を感じさせられるなあ…。

そして、お約束の富士山のペンキ画もあった!いいねえ~。

やっぱり銭湯といえばコレがないと…

ここにないのは、湯船だけ!

日本でも銭湯はどんどん無くなっているけれども、皆が集う場としてこんなにいい場所はないと思うんだよね。そして家の狭い風呂場ではなくて、手足をぐーっと伸ばせる湯船ってとても贅沢。

だいたい日本に一時帰国すると温泉に行くけれども、今度はどこかに走りに行って、その帰りにでもローカルな銭湯に入りたいなあ、と思いました。

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